金野次長の情報コーナー


2007年5月17日(木)
山菜のおいしい季節
前回北前船のことを書いたら、北前船が分からない社員がいたので。
北前船とは、江戸時代中頃から明治の終わり頃まであった、
北海道から日本海側の各都市をむすんで大坂まで行き来した商船です。
それで、北前船が行き来した港はおたがいに多かれ少なかれ文化の影響をうけた。
前回は葱のことでそれがうかがえると書いたのですが……
(影響を受けているのは野菜以外にも言葉とか、道具とか、いろんな場面で見受けられます)

 山菜がおいしい季節になりました。
たらのめ、こしあぶら、アイコ、しどけ、ほんな、わらび等、
冬を越えて芽吹く力を食することで元気がつきます。
自然の中から頂く植物と人間が作る野菜と…
野菜の栽培が本格的に始まりますが、考えなければならないのは肥料や堆肥のこと、
人は栽培するのにやらなければいけないことたくさんですね。
野菜を語るには自然ではどうなのか?が基本です。
2007年4月6日(金)
秋田さしびるの話

この春は講習会の講師依頼が多かった。
不思議と皆さん日程の調整をしてくれて、
日程の都合で、やむなく断ったことはほとんど無かったです。
代わりに、細田がやったのもありましたが....

講習会とゆうものは、同じ事を話していてもデキに差があります。
ノリの問題ですね、聞いてくれている人の反応がいいと、良いです。(当然ですけど)
今年の話をしていて、一番反応の良かった品種は、アイコ(サカタのタネ、ミニトマト)でした。
だからといって、この品種の注文が、沢山くるわけではないです。
なぜなんだろう?と思いつつ、ホームセンターをのぞいたら・・・・売っているのですね。
来年から一押しで紹介するのはバカらしいからやめます。

あんなに無いといっていた、ジャガイモのキタアカリ・・・・あるんですね。
ホームセンターには>>>情報提供にもお金を頂ければ、いけないのかな??
と思う今日この頃です。

気を取り直して、「秋田さしびる」の話。
雪が解けて、暖かくなってくると「さしびる」が伸びてきます。
「さしびる」とは、分けつ系の冬に休眠するタイプの葱です。
4月から5月の連休の終りくらいまでが旬のやわらかい、青葱。
カツオのたたきの薬味に使うと最高ですね。

葱は場所によって白根を利用するか緑の部分を利用するか文化がありますが、
基本的に東日本は白葱です。
秋田県は北前船の影響で、京文化のなごりが、いたるところで見られます。
この秋田さしびるも、京都の九条葱のような利用方法で、その影響があるのかなと思います。
庭の片隅にでも、一度植えておけば、何年も利用できますよ。

2006年12月8日(金)
塩の話
先日T社のI支店長から食についての、講義をいただいたなかで、
塩の話に感銘を受けてあれこれ考えました。
日本の食文化の中で純度の高いNaClを食べるようになってから、
色々な体の害が、多くなってきているのではないか?とのこと。
人の体には、塩分はもちろん必要不可欠なものであるが、
ミネラルとのバランスを無視できない。
だから、自然塩(海水から古来の方法で、作った塩。岩塩など)を食するべき。
どこかで聞いた話ですね。

野菜や花、果樹、米などを作るときに必要な肥料とか、土の話によく似ています。
人工的に作成した純度の高いチッソ、リン酸、カリウム(肥料の三大要素)は
確かにこの国の農業の発展に多大なる貢献をした。
それは土に多くのミネラルなどの、貯金があったからと思います。
その貯金をそろそろ使いきった土では、
いままでどおりの肥料では正常な生育ができない状態になっています。
だから、堆肥をいれろとか、という話になるんですね。
その堆肥もいいもの、悪いものがあるので、なかなか単純に堆肥を入れましょう!
とゆう話にはなりません。
轄h苴茄園のおがるくん2はそのようなことを意識して作った堆肥のような肥料です。

最近はいわゆる「食塩」をやめて自然塩の「男鹿の藻塩」を使っています。
おいしいですよ。

2006年8月18日(金)
秋田の枝豆

枝豆の美味しい季節です。
本当に美味しい枝豆はこのあとからが本格的です。
山形県の庄内のだだ茶豆も美味しい品種はこれからです。
個人的に美味しい品種ベスト5は
 湯上り娘     茶豆風味、8月中旬に出荷されます
 晩酌茶豆     だだ茶豆で最も美味しいとされている品種から選抜された,8月下旬の出荷
 雪音        9月上旬に出荷、新品種
 あきた香り五葉 秋田県が品種改良した一押しの品種 9月上旬の出荷
 秘伝        あんまり美味しいので秘密。枝豆9月下旬から出荷

上記の品種は包装されている袋に品種名を書いてある場合がありますのでよく見て買いましょう。
9月9日には大仙市でえだまめサミットが開催されます。
もちろんあきた香り五葉の試食コーナーもありますし、晩酌も雪音も試食できるはずです。
王監督の次女でベジフルティーチャー王理恵さんの講演もあります。
フォーラムだけなら自由参加です
現地視察は申込みが必要です
詳しくはエダマメ研究会のホームページなどをご覧ください
 http://edamame.ac.affrc.go.jp

2006年4月4日(火)
ジャガイモの品種

そろそろジャガイモの植えつけが始まります。
ちょっと前までは、男爵とメークインだけだったのが、近年キタアカリがすごい勢いで、増えました。
その他、いろいろな品種も紹介されて、ドイツみたいに料理に合わせて品種を選ぶことになってきたのかなと感じます。
ここで少し、品種の紹介をしましょう。
男爵        ホクホクした食感、コロッケ・マッシュポテトなどいろいろ使えます
メークイン     煮くずれしにくい、シチュー・カレー向き
キタアカリ     男爵をさらにホクホクした食感、煮えやすいが煮くずれしやすい
ホッカイコガネ  メークインよりも煮くずれしにくい、フライドポテトなど油加工にむく
ベニアカリ    でん粉価が最も高い、コロッケ・マッシュポテトにむく
とうや       肥大が早い、煮もの・スープの具にむく
ジャガキッズ   レッドとパープルがある、煮くずれしやすい、サラダ・コロッケむき
アンデス     赤皮、黄肉、ポテト・サラダむけ
インカのめざめ 小粒ながらも味はすごい

2006年3月25日(土)
葱の栽培のヒント 育苗

葱は育苗が始まっていますが、晴れたり、雪がふったりでハウスの管理に注意が必要です。
いろいろな作物で、苗半作と言われていますが、葱も同様で、育苗の時期に将来の素質が決まります。
土が乾いたり、肥料が足りなくて苗がこじれたり(らっきょう球)、
過湿、高温で徒長したような苗では太りや揃いが悪くなります。
また、苗の時期に一番大切な肥料分はリン酸です。
葱専用培土はリン酸が多く入っていますが、葉面散布でリン酸をさらに効かすと結果が良いです。
お奨めのリン酸資材はPSベストフォスPSダッシュMEです。

2006年3月18日(土)
直売所の講習会

この1ヵ月半あちらこちらで講習会に呼ばれまして、とても忙しい日々でした。
野菜の部会のものもありますが、一番多いのが直売所関係です。
私の独断と偏見で選んだ、各メーカーのお奨め品種の紹介、その裁培方法などを話しています。
1時間30分から2時間くらいの話になるのですが、直売所関係の人は皆さん真剣です。
もちろん、話を聞きながら寝ている人などほとんどいません。
雪も溶け始めて、土が見えてきました。
農家の皆さんは、種まき、植え付けの準備、あれこれ忙しくなってきます。
まず、種をまかないと、何も始まりません。
いっぱい、種の注文をお願いします。
私の講習会は、秋田県内の農協さんからの要請により、種子などを購入していただいている中でのサービスの一環で行っています。

2006年1月6日(金)
ホウレンソウあれこれ@

新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
この正月にあれこれいろんなものを食べました。
心に残ったものはホウレンソウでした。
この時期の秋田で売っているホウレンソウといえば
  関東周辺(群馬県など)のもの
  東北太平洋側のもの
  秋田県産
と言ったところではないだろうか。
ところで、みなさんはどのホウレンソウを買いますか。
この時期ホウレンソウは寒さに当たって甘味が増し美味しくなります。
それを利用してわざと寒さに当てて葉が厚くなり、葉の縮みの増した状態になり、甘味の増したものを「寒じめホウレンソウ」といって売れれています。
「寒じめほうれんそう」といっても栽培の環境や使用している品種がそれぞれあります。
わたしがその美味いなーと感じたのは宮城県産の「ちぢみホウレンソウ」でした。
出荷形態が他のと違っていて、束ねていなくて、葉の開いたまま袋に入れた状態で売っています。
野菜の多くは、寒さに当てるとか、水を控えるとか、ストレスのようなものに遭遇すると、美味しくなるものが結構あります。
雪の中から収穫するキャベツ、ネギ(JAあきた白神の雪んこ葱など)等々
水を控えてつくるトマト、メロン等々
秋田県でも「ちぢみホウレンソウ」ではありませんが、寒じめホウレンソウをやっている産地があるので(JA秋田おばこ等)よろしくお願いいたします。

2005年11月22日(火)
大根あれこれ

 大根の美味しい季節です。スーパーなどの野菜売り場では青首大根ばかり売られていますが、直売場ではいろいろな大根が並んでいるのでわたし的にはとても楽しいです。
 大根の品種はたくさんあるので、用途によって品種を選ぶとゆうこだわりがあっても楽しいんじゃないかなと思います。
 特別に辛い大根、秋田ではしぼり大根が有名ですが「からいね」(渡辺採種場)、「辛丸」(サカタのタネ)など各種苗メーカーからも辛い大根が販売されています。止められない辛さ、わたしは大好きです。

 漬物用の大根
   いぶりがっこ いぶされても目減りしなくて変色やス入りの少ない山形大根を使って
            いる場合が多いです。
   たくあん    干し理想(タキイ種苗)などの練馬系など
   浅漬け     新八州などの漬物用大根や青首大根
 煮物用の大根  聖護院大根、方領大根、三浦系「おふくろ大根」(タキイ種苗)など
            緻密な肉質の大根が良い
   その他     青長大根、紅芯大根などの中国大根、赤皮のサラダ大根、キムチに
            よくあう、ねづみ大根などいろいろあります。

ところで、聖護院カブと聖護院大根ごっちゃになっていませんか?
 カブと大根はおなじアブラナ科で形が似ているのもありますが種が違います。千枚漬けやカブラすしに使うのは聖護院カブで、風呂吹き大根やおでんにつかうのは聖護院大根です。かぶも大根も同じ味だと言う人は???。

2005年11月21日(月)
下敷シートネトマールF新発売

葱のチェーンポット栽培で、根がらみ防止のためにネトマールSを使用していた方も多いと思いますが、水が抜けないので使用する培土によっては軟弱な苗になりやすい欠点がありました。
その欠点を改善し、新しくネトマールFが販売されます。ネトマールFは不織布を素材としているので透水性が良くなっています。価格はネトマールSに比べて高値ですが、軟弱苗で悩んでいた人には十分使う価値があるとおもいます。葱の収穫物の良し悪しは育苗時の環境に直接影響します。
価格は問い合わせください。

2005年10月24日(月)
加賀野菜見てきました

京野菜、沖縄野菜と続き、地方野菜が注目されています。
加賀野菜も今年の初夏に、一番搾りビールの宣伝に使われた加賀太胡瓜が有名になりました。
加賀太胡瓜もいいですが、私としては、金時草が面白いとおもいました。
秋田県民は粘る食べ物が大好きです。
  ハタハタのぶりっこ、 ギバサ、
  オクラ、 山の芋、 モロヘイヤ
  きのこ(なめこ、さもだし等)、 
  みずのたたき等・・・
金時草もいい感じに粘ります。
是非、秋田県でも栽培してみたいものです。
種ではなく苗での販売になります。数量は限られますが苗を仕入れたいと思っています。




2005年10月17日(月)
玉葱の定植時期です
  • 8月の中下旬に蒔いた玉葱ですがここ一週間くらいが定植適期となります。
  • 程よく雨も降って土の状態も良いので適期を逃さず植えましょう。
  • 収穫物の良し悪しは苗のできとスムースな活着です。
  • 苗が大きすぎると春に抽苔します。
  • 苗が小さいと小球になりやすく、越冬性に問題あります。
  • 苗の大きさは、草丈25cm、太さ7o、6g程度がのぞましいです。
  • 「おがるくん2」30坪あたり15kg元肥に入れると活着が良くなり、生育が順調になります。

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